きっと、君に恋をする。


「れる、雪」

私たちの名を呼んだ、他の人とは違う大切な大切な人。

何にも変えられない私のたった一人の、幼なじみ。


「幸せになれよ」


眩しく笑う彼に、私は隣にいる愛しい人と顔を見合わせてにっと笑う。


「「当たり前」」

重なった二人の声に、あおも桜も嬉しそうに頬を染めて笑い合った。

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