きっと、君に恋をする。


どこにあるかも分からなかった。

本当にあるのかさえ、わからなかった。


私の心。



彼はいとも簡単に見つけ出して

助けてくれた。




私の涙を拭って

優しく抱きしめてくれたのは

“私”を見つけてくれたのは






名前も知らない



君でした────────

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