きっと、君に恋をする。
もっと、


もっと、二人は近づく


もっと、君は遠ざかる



それを見て涙を流す私を

彼は黙って抱きしめてくれて



そして静かにこう言うの


「もっと、泣いていいよ」

って、そう優しく笑って


ぎゅっと

そっと


私をとても大切なもののように抱きしめるの



私の中で

何かが変わる気がしたんだ───


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