きっと、君に恋をする。
素直なのはあの子のいいところだよね…
頬杖をついて空を見上げる。
窓際の後ろの席は快適で桜から羨ましがられた。
青くて澄んだ空が綺麗で、
“あの子”が笑ってるのかな、なんて
そんなことあるわけないのに。
ごめんね…なんてありきたりで
もう“あの子”には伝わらないのだろう。
優しくて、可愛い笑顔が好きだった。
大好きだったのに…
それを奪ったのは……
私だった。
「……はぁ」