*私の総長さん*【完】
ガラ…ー…ー。


祐「ハァー。ハァーハァー」


汗だくになった祐希がたっていた


憲「祐希…」


竜「おせーぞ…」


雪はそっと沙奈から離れた


祐希はゆっくり沙奈に近づいた


そして……


沙奈の姿を見て


涙を流した


祐「…ッ…ねーぞ…ふざけんじゃねーぞてめぇ!」


憲「始まったよ…」


3人は黙って部屋から出た


祐希は沙奈の横に行き、


祐「俺がどんだけお前の側にいてやったと思ってんだ!

人の気も知らねーでいつまで寝てんだよ!この寝ぼすけヤロー…

心配…かけんじゃねーよ…ッッ…

まったく!迷惑なんだよ!お前バカじゃねーのマジで……」


祐希は沙奈の手を握りながら言い続けていた


不器用な祐希の、精一杯の励ましの言葉だった…


沙奈はずっと笑顔で聞いていた………



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