*私の総長さん*【完】
<<都内倉庫>>


ガラガラー…ー。


「おっ!来たか」


中には数十人の男とバイク


「俺達、星流を呼び出すとはいい度胸だな…しかも…3人だけか?」


周りからは笑い声…


「俺達星流もナメられたもんだぜ!「聖夜」さんよ!」


「聖夜?あぁ…わりぃわりぃ…俺あんま目立ちたくないからさ…偽名使えって下のもんには言ってんの」


少し低い声の男が答える


「は?どーいう事だ?」


「だから…」


その時、倉庫の窓から月明かりがさし、3人の顔があらわになる


「て、てめーらは!」


「俺らは「聖夜」じゃねーって事。何でもウチのキヨシがお宅らに世話になったとか?」


「な…何で夜桜が…」


「俺達、仲間が一人でも減ると…面倒なんだよ。仲間思いの皆の血が騒いで…抑えるのに、必至でさ…」


どんどん近づく3人、、



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