*私の総長さん*【完】
沙「そ…総長…さ…ん…泣か…な…いで下…さい」


祐「泣いてねーよバカ」


沙奈は精一杯の笑顔でこう言った


沙「夢の…中で…総長…さんに…ずっと…「さな」って…呼ばれて…ました…」


祐「/////////」


祐希は今、沙奈の意識がない間ずっと「沙奈」と呼び掛けた事を思い出して赤くなっていた…


祐「き、気付いてたなら早く起きろよ!」


沙「…すいませ…ん…でも…すごく…嬉しかっ…たです」


祐「う、うっせー///」


そう言ってる間も祐希は…

沙奈の手を…


ずっと握っていた…

不器用な祐希の精一杯の
愛情表現



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