*私の総長さん*【完】
沙奈は立ち上がり、顔を月に向けて話した


沙「なんか、自由…っ感じがするんです!総長さんは!」


祐「自由ねぇー」


沙「私は、昔から、外へ出るのは学校だけでしたので、雪や他のお友達がうらやましかったんです」 


祐「…」



沙「そんな雪が、このままじゃいけないって、私を連れだしてくれたんです…感謝してます………総長さんとも……出逢えましたし……////」


沙奈の顔は月明かりの中、照れ臭そうな笑顔だった…


沙「総長さん…は、総長さんらしく…いて下さいね…」


沙奈は今まであった事件の事を、祐希が気にしてるんじゃないかと思い

沙奈からの励ましの言葉だった




< 133 / 152 >

この作品をシェア

pagetop