*私の総長さん*【完】
唇が離れた時に、祐希は沙奈に言った


祐「で、俺…お前に聞きたかった事があんだよ…」


いい雰囲気だった場が一瞬にして祐希ワールド


沙「な、何ですか?」


祐「お前…何で悟が迫って来た時、俺を突き放して、自分が犠牲になったんだ?あ?」


沙「ウッ(--;)そ、それはですねー。」


祐希は沙奈を睨み付ける


沙「…そ、総長さんが居なくなっちゃったら嫌ですから…そう思ったら、勝手に手が…動いたと言うか…(汗)」


祐「お前は死なない自信でもあんのか?」


沙「そ、それは~…総長さん怖いですよぉ~(涙)」


祐「てめぇは…いつも人の事ばかり心配しやがって、自分の事も大事に出来ねーのか?」


沙「ご、ごめんなさ~ぃ(涙)」


祐「…俺様を心配させた罰だ…」


沙「え?」


祐「…俺にキスしろ!お前からだ」


祐希のその時の笑顔はあきらかに…

ドS顔だった……(笑)


沙「え?え?き、キスですかぁ!?」


祐「そーだ…」


気付けば、沙奈は壁まで迫られていた


沙「あ…あの…出来ませんと言ったら…?」


祐「…言わせねー」



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