*私の総長さん*【完】
「どうも!お逢い出来て光栄です!私、浦崎沙奈といいます!」


「なんか…おもしれぇ女だね」


竜磨が言う



「あの、雪から、暴走族の方々はイベント事が大好きだと聞いているのですが、今も皆さんで宴会か何かをされてたのですか?」


さらに目をキラキラ輝かせて沙奈は言った


「あのさ…帰れよ」


「え?」


沙奈は目をキョトンとさせた…


"終わったな"と雪は思った


「邪魔だから…帰れって言ってんの」


「あ!ごめんなさい!宴会の邪魔はいけませんね!すみません…」


「だから!宴会じゃないっつーの!」


少しキレ始める祐希


「珍しい…総長が女に手こずってる」


竜磨がクスッと笑いながら言った


「うっせーぞ竜磨…」


「すいませ~ん…」


沙奈はさらに続けた



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