*私の総長さん*【完】
「何すんだよ…お前…誰に手出したかわかってんの?」


祐希は沙奈の胸ぐらをつかんだ…


「祐希ッ!」


「あ?憲吾…何でお前らが…」


「やめろって…女に手を出すのはお前らしくねーから…」


「沙奈!あんた何してんのよ~!全く…ってあんた何で泣いてんのよ!」


「総長さん…」


「だから!総長じゃねーって言ってんだろ!いい加減…「総長さんは!!」


祐希が言い終わる前に沙奈が重ねた


「総長さんは……そう簡単に人を殺せるんですか…?」


「あぁ?」


「総長さんは人を殺すと言うのがどーいう事かわかるのですか?」


「…は?」


「死ぬという事がどういう事か、分かってその言葉使ってるんですか?…」


「沙奈!もういいから行こッ!…本当にすみませんでした…」


沙奈の肩を支えて立ち去る雪と沙奈…


憲「…祐希…」


竜「何があったんだよ…お前らしくない…」


祐「うっせー…」



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