*私の総長さん*【完】
プルルルル♪ プルルルル♪


ピッ


沙「はい…」


『沙奈!あんた何してんの!勝手に』


沙「雪…ごめんなさい…私…総長さんを目の前にしたら…自信…なくなっちゃいました」


『だからって勝手に出歩かないでよ!街も詳しくないのに、今ドコ!?』


沙「…雪…私は…総長さんを元気にさせてあげる事が出来ると思いました…

それって…恋…なんですよね?

私…人を好きになる事がこんな感じなんだって、、、

総長さんのおかげで…わかりました

それを教えてくれた総長さんをこれ以上…苦しめたくないんです…

私の選択間違ってますか?」


『沙奈…。話聞くから、今ドコ?』


沙「ここ…ドコでしょう」


『まったく…近くに何が見える?』


沙「大きいビルですかね…「大木物産」って看板が…」


『わかった…大木物産ね、今そこに行くから』


沙「はい…」


ピッ…。


「こんにちわ…」


一人の男が沙奈の前に現れた


沙「こ、こんにちわ…」



< 66 / 152 >

この作品をシェア

pagetop