*私の総長さん*【完】
*憲吾と竜磨の想い*
雪達は大木物産の前まで来た


「この辺にいるはずなんですけど…」


竜「なんか…沙奈ちゃんって心配だね…」


雪「はい…だから、あまり一人では歩かせたくないんです…」


祐「…フラフラどっかに行っちまったんじゃねーの」


憲「とにかく、この辺を探そう!」



その時…


プルルルル~♪ プルルルル~♪


憲「はい!もしもし」


『大和ッ…す…ゲホッゲホッ!!!総長…いま…すか?』


大和ととは、夜桜の連絡隊


憲「大和?!お前どーしたんだ?今祐希に代わるから!」


竜「大和どーしたんだよ!」


憲「様子が変だ…」


憲吾は祐希に携帯を渡した


祐「大和か?どーした」


『総…長ぉ…ハァ…総長…に、連絡しておけと…ハァハァ…』


祐「誰だ!誰にやられた!」


『…それが………聖…族っす…』


祐「!!!!!!聖…」


竜「は?!聖?」


雪「聖って…確か…」


祐「何でお前が!何があった!」


『女っす…女を預かって…る…って…』


祐「女?……!!」


『沙…奈とかいう女っす……総…長…沙奈って女ってもしかし…て』


祐「……冗談じゃーねよ…わかった。大和すまなかったな…お前の分も必ず殺っかよ…」


『気をつけ…て下さい…あいつ…ハンパなく強くなってます…』


祐「あぁ…」


ピッ


雪「祐希…さん?」


憲「おい祐希!どーした?」



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