*私の総長さん*【完】
ガラガラ…ー…。


コツ…コツ…コツ…


「へへへッ…よぉ…夜桜…」


祐「てめぇは…つくづく汚い人間だな」


沙「…総長さん!」


「汚いだ?…お前ほどじゃない…」


祐「は?」


「あの日、俺がボッコボコになったってーのに…何でてめぇじゃなくて俺がサツにパクられなきゃいけねーんだ」


祐「そんなこたぁ俺に聞くなよ…」


「どーせお前がなんかいらん事たれ込んだんだろ…」


祐「…パクられて、更正したと思ったら…この様か。あの時殺ってたらよかったな…」


「はぁ?…てめぇ…調子にのんじゃねーぞ?」


祐「しかも…何でその女なのかもわかんねーけどな」


「この女か?」


沙奈「い…たッ!!!放して下さい!」


聖は沙奈の髪の毛をつかんで、顔をグイと上げた


祐「おい……」


「あぁ?」


祐「…その女に…それ以上触れてみろ…てめぇ…今度こそあの世行きだぞ」


沙「そ…総長さ…ん」



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