東京恋愛専科~または恋は言ってみりゃボディブロー~
「でも見た感じは悪くなかったんでしょう?」
「まあ、かっこいいと言うよりもキレイって言う感じだった。
中性的な容姿の美青年って言うところかな?」
そう答えた私に、
「えーっ、いいじゃないのよー。
美形なうえに副社長なんて、めったにめぐりあえないわよ?
もうこの際だからつきあっちゃったらー?」
ナオはこちらに身を乗り出してきた。
「ちょっと、近いって!
もう、そんなに言うならばナオが副社長と会えばいいじゃないのよ!」
私が言い返したら、
「ちょっと、アタシにそんな趣味なんてないわよ」
ナオは不機嫌そうに言い返した。
「こんなしゃべり方でこんな外見でこんな職業だけど、あくまでもアタシは男とつきあう趣味なんてないからね」
ナオこと桐島直太郎(キリシマナオタロウ)は言い返すと、腕を組んだ。
怒った時の彼のくせである。
「まあ、かっこいいと言うよりもキレイって言う感じだった。
中性的な容姿の美青年って言うところかな?」
そう答えた私に、
「えーっ、いいじゃないのよー。
美形なうえに副社長なんて、めったにめぐりあえないわよ?
もうこの際だからつきあっちゃったらー?」
ナオはこちらに身を乗り出してきた。
「ちょっと、近いって!
もう、そんなに言うならばナオが副社長と会えばいいじゃないのよ!」
私が言い返したら、
「ちょっと、アタシにそんな趣味なんてないわよ」
ナオは不機嫌そうに言い返した。
「こんなしゃべり方でこんな外見でこんな職業だけど、あくまでもアタシは男とつきあう趣味なんてないからね」
ナオこと桐島直太郎(キリシマナオタロウ)は言い返すと、腕を組んだ。
怒った時の彼のくせである。