東京恋愛専科~または恋は言ってみりゃボディブロー~
副社長との待ちあわせ場所である駅へと向かうと、彼の姿はそこにあった。
えっ、もう11時なの?
そう思いながら腕時計に視線を向けると、約束の11時は後15分だった。
一体いつからここにきて待っていたんだろう…?
副社長に声をかけようとしたけれど、すれ違うたびに彼に視線を向けてくる女性たちの存在が気になった。
やっぱり、モテるんだな…。
当たり前だけど、副社長の今日の格好はスーツではなく洋服だった。
カーキ色のシャツに細身のブラックジーンズ、足元はスニーカーを履いていた。
こうして見ると、メンズのファッションモデルみたいだ。
そう思っていたら、
「あっ、つづりさん」
私の存在に気づいた副社長が声をかけて、こちらに歩み寄ってきた。
「あ…おはようございます、光明さん」
あいさつをした私に、
「おはようございます、つづりさん」
副社長は笑顔であいさつを返してくれた。
えっ、もう11時なの?
そう思いながら腕時計に視線を向けると、約束の11時は後15分だった。
一体いつからここにきて待っていたんだろう…?
副社長に声をかけようとしたけれど、すれ違うたびに彼に視線を向けてくる女性たちの存在が気になった。
やっぱり、モテるんだな…。
当たり前だけど、副社長の今日の格好はスーツではなく洋服だった。
カーキ色のシャツに細身のブラックジーンズ、足元はスニーカーを履いていた。
こうして見ると、メンズのファッションモデルみたいだ。
そう思っていたら、
「あっ、つづりさん」
私の存在に気づいた副社長が声をかけて、こちらに歩み寄ってきた。
「あ…おはようございます、光明さん」
あいさつをした私に、
「おはようございます、つづりさん」
副社長は笑顔であいさつを返してくれた。