東京恋愛専科~または恋は言ってみりゃボディブロー~
「よろしかったら、俺のを使いますか?
タオル地なので多少は水が吸えると思います」
副社長はそう言ってズボンのポケットからタオル地のハンカチを取り出した。
「えっ…そ、そんなの悪いですよ…」
首を横に振った私だけど、
「俺ばかり拭いてたら、つづりさんが風邪ひきますよ。
使ってください」
差し出してきたそのハンカチを受け取ることができないでいたら、
「わわっ…!?」
副社長が私の頭を拭いてきた。
「こ、光明さん、あの…」
「動かないでください」
副社長の手が私の頬に触れて、ハンカチで顔を拭いてきた。
近いです、この距離はないです。
しかも私の頬に副社長の手が触れていると言うおまけつきである。
タオル地なので多少は水が吸えると思います」
副社長はそう言ってズボンのポケットからタオル地のハンカチを取り出した。
「えっ…そ、そんなの悪いですよ…」
首を横に振った私だけど、
「俺ばかり拭いてたら、つづりさんが風邪ひきますよ。
使ってください」
差し出してきたそのハンカチを受け取ることができないでいたら、
「わわっ…!?」
副社長が私の頭を拭いてきた。
「こ、光明さん、あの…」
「動かないでください」
副社長の手が私の頬に触れて、ハンカチで顔を拭いてきた。
近いです、この距離はないです。
しかも私の頬に副社長の手が触れていると言うおまけつきである。