蒼姫様は、守られません!!② ~完~
無理矢理でも愛桜にご飯食べてもらうために、ね

羚さんもいつ来るか分からないしって思って昨日作ったんだよね




「食べたい、けどいいのか?」

《ええ。それに、愛桜がいなくなって寂しかったんです

時間がお有りでしたらアタシの話し相手になってくれませんか?》




陸さんの質問に笑顔で応える

そうすると、彼らはみんな「お言葉に甘えます」と言ってくれた




《じゃあ、適当に腰掛けて待ってて下さいね》

「あ、雛乃待って。あたしも手伝うわ」

「「「「琉風(姉)(さん)こそ待って!」」」」




琉風さんの言葉に即座に反応して4人が口を揃えて止める

琉風さん、まさかの家事苦手な人、なのかな?




「俺が手伝うよ」

《海さん、大丈夫ですよ?》

「少しはやらせてくれないかな?押し掛けたのはこっちだし」

《じゃあ、お願いしますね》

「はい、お願いされました」




海さんがそう言って手伝ってくれてるんだけど

すごく手際が良くて、慣れてる感じがある
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