蒼姫様は、守られません!!② ~完~
海さんのセリフにみんなが頷いて、食べ始める

賑やかだなぁと思って笑みが浮かんだ

同時に寂しさに襲われる




「雛乃?」

《あっ、すみません!》




呼ばれたことで我に返って手を動かした


....あれ、待って?

アタシ、いつから手話してた?




《あの、海さん!アタシ、いつから手話してました!?》

「愛桜が修学旅行に行ってるってところ辺りから。」

《皆さん、手話分かるんですか?》

「まあ、それなりに」




良かった...

そうだよね、そうじゃなきゃ会話成立しないよね

あー、焦ったぁ...




「雛乃?もう、大丈夫?」




顔を上げて海さんを見て頷こうとしたら...




「寂しくなってきた?」




核心を付かれてしまった
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