蒼姫様は、守られません!!② ~完~
なんだか無性に恥ずかしくなって視線を海さんから外せば
まるでこっちを見てて、とでも言うように海さんの唇がアタシの唇に触れた
っ、心臓に悪い...!!
次は何をするのか、身構えていればそのまま海さんの頭がアタシの膝に乗った
思わずびくっと反応するけど、海さんが眠っているのを見て
煩い心臓が少し落ち着いた
けれど、落ち着けば落ち着くほど恥ずかしくなってくる
また心臓が騒ぎ始めた
「ん...」
《あ、陸さんおはようございます。》
「...はよ」
どうやら寝起きは良いらしい
起きて早々、手話を理解出来たのがその証拠だ
ちなみに愛桜は驚くほど寝起きが悪い
手話なんて通じないことは初日の朝に判明したから朝は大抵紙を持っている
顔を洗えば分かるみたいだけど
「ぁ、弟が悪いな」
《大丈夫ですよ、それにしてもほんとに気持ち良さそうに寝てますね》
海さんの寝顔を見て、目を擦る
眠くなってきてしまった
「寝れば?」
《すみません、そうし、ます》
目を閉じれば、すぐにアタシの意識は夢の世界へ飛び立った
☆★雛乃said.end★☆
まるでこっちを見てて、とでも言うように海さんの唇がアタシの唇に触れた
っ、心臓に悪い...!!
次は何をするのか、身構えていればそのまま海さんの頭がアタシの膝に乗った
思わずびくっと反応するけど、海さんが眠っているのを見て
煩い心臓が少し落ち着いた
けれど、落ち着けば落ち着くほど恥ずかしくなってくる
また心臓が騒ぎ始めた
「ん...」
《あ、陸さんおはようございます。》
「...はよ」
どうやら寝起きは良いらしい
起きて早々、手話を理解出来たのがその証拠だ
ちなみに愛桜は驚くほど寝起きが悪い
手話なんて通じないことは初日の朝に判明したから朝は大抵紙を持っている
顔を洗えば分かるみたいだけど
「ぁ、弟が悪いな」
《大丈夫ですよ、それにしてもほんとに気持ち良さそうに寝てますね》
海さんの寝顔を見て、目を擦る
眠くなってきてしまった
「寝れば?」
《すみません、そうし、ます》
目を閉じれば、すぐにアタシの意識は夢の世界へ飛び立った
☆★雛乃said.end★☆