蒼姫様は、守られません!!② ~完~
「ねぇ、お母さん。どうしてそんなに落ち着いてるの...?」
眉をひそめて問う
普通、生徒が倒れて吐血までしているのだからもう少しなんていうかその....
「瞬矢くん、あれでも持病があるのよ」
瞬間、息が詰まる
何も言えなくて、声すら出せなくて
ただお母さんの淡々とした言葉たちを聞いていた
「私は映像とか見せて貰ってたからそこまで驚いてないわ」
思い返してみればちょいちょい瞬矢がいなかった記憶もある
終業式も瞬矢を見なかった
帰りは当たり前にいたけど
「って言ってもね、瞬矢くんの病気ほとんど治ってるのよ」
じゃあ、なんで吐血なんて...
もしかして、ストレス...?
「きっと愛桜の考えてる通りよ
みんなと一緒に...普通に暮らせないことにストレスをずっと感じてきたみたいよ」
眉をひそめて問う
普通、生徒が倒れて吐血までしているのだからもう少しなんていうかその....
「瞬矢くん、あれでも持病があるのよ」
瞬間、息が詰まる
何も言えなくて、声すら出せなくて
ただお母さんの淡々とした言葉たちを聞いていた
「私は映像とか見せて貰ってたからそこまで驚いてないわ」
思い返してみればちょいちょい瞬矢がいなかった記憶もある
終業式も瞬矢を見なかった
帰りは当たり前にいたけど
「って言ってもね、瞬矢くんの病気ほとんど治ってるのよ」
じゃあ、なんで吐血なんて...
もしかして、ストレス...?
「きっと愛桜の考えてる通りよ
みんなと一緒に...普通に暮らせないことにストレスをずっと感じてきたみたいよ」