蒼姫様は、守られません!!② ~完~
☆★瞬矢side★☆
まず、糸依について話す
糸依はオレの妹で数年前に事故で死んだ
そのとき、オレは学校でうっかり倒れちって
連絡を受けた糸依が走って来る途中で車に跳ねられて逝ってしまった
でも眠ってたオレはそんなこと全然知らなくて
目が覚めたとき、母さんたちに訊いたんだ
「糸依は?売店にでも行ってるのか?」
母さんは堪えきれなくなって泣き出した
父さんがそんな母さんの背中を擦りながら、目を潤ませてオレに告げた
"糸依はオレが倒れたその日に、車に跳ねられて死んでしまった"と
オレが目覚めたとき、ちょうど日付が変わったところだった
その日は糸依の四十九日で母さんは
"この世にいれる最後の日に瞬矢を助けてくれたのね"
と涙ながらに言った
オレはもしかしたら目覚めない可能性も考えられていたという
だから、オレはオレの眠っているときに
事が大きく動くのが怖くて仕方がなかったから
"普通になりたい"と願う
まず、糸依について話す
糸依はオレの妹で数年前に事故で死んだ
そのとき、オレは学校でうっかり倒れちって
連絡を受けた糸依が走って来る途中で車に跳ねられて逝ってしまった
でも眠ってたオレはそんなこと全然知らなくて
目が覚めたとき、母さんたちに訊いたんだ
「糸依は?売店にでも行ってるのか?」
母さんは堪えきれなくなって泣き出した
父さんがそんな母さんの背中を擦りながら、目を潤ませてオレに告げた
"糸依はオレが倒れたその日に、車に跳ねられて死んでしまった"と
オレが目覚めたとき、ちょうど日付が変わったところだった
その日は糸依の四十九日で母さんは
"この世にいれる最後の日に瞬矢を助けてくれたのね"
と涙ながらに言った
オレはもしかしたら目覚めない可能性も考えられていたという
だから、オレはオレの眠っているときに
事が大きく動くのが怖くて仕方がなかったから
"普通になりたい"と願う