蒼姫様は、守られません!!② ~完~
人を玩具(オモチャ)と呼ぶこの少女は
あの子と1つしか変わらない
なのに人を殺すことに躊躇しない
だって彼女は自分の玩具を壊したつもりしかないのだから
だから、殺した人は壊したと表現し
死期が来て、亡くなった人を腐ったと表現する
だけど、彼女はあの子を壊したりしなかった
それは何年も経った今でも琉風の中で謎のまま
「嫌なものね、捨てたはずの玩具が戻ってくるなんて
しかも、拾われて戻ってくるなんて」
とか言って、彼女はあの子を知らない
正確には、覚えていない
あの子を追い出してからあの子に関することを忘れ
今の性格になってしまった
なんて、もうどうにもならない
引き金は引かれてしまった
あの子と1つしか変わらない
なのに人を殺すことに躊躇しない
だって彼女は自分の玩具を壊したつもりしかないのだから
だから、殺した人は壊したと表現し
死期が来て、亡くなった人を腐ったと表現する
だけど、彼女はあの子を壊したりしなかった
それは何年も経った今でも琉風の中で謎のまま
「嫌なものね、捨てたはずの玩具が戻ってくるなんて
しかも、拾われて戻ってくるなんて」
とか言って、彼女はあの子を知らない
正確には、覚えていない
あの子を追い出してからあの子に関することを忘れ
今の性格になってしまった
なんて、もうどうにもならない
引き金は引かれてしまった