蒼姫様は、守られません!!② ~完~
雛乃を連れて行ったのは璃咲の家

あ、ちなみに璃咲の家ってカフェやってるんだよ




「こんにちはー」

「おや、愛桜ちゃん。後ろの子は...まさか、」




おばさんの顔が戸惑いに満ちる

雛乃は居心地悪そうだけど、私は気にせずに席に着く




「アールグレイ下さい、ホットで。

雛乃は、アップルティー?」




こくりと雛乃が頷く

それを見て、注文してから私は席を立った

「トイレ行ってくるね」

そう告げて、璃咲の部屋に向かう





「璃咲、入るよ」

「愛桜ちゃん...?」

「雛乃、連れてきたよ」

「、っだめ。無理。やっぱりあたし」

「ほら、行かなきゃ。貴女のたった一人の妹なのでしょう?」




璃咲は恐る恐るというような感じで部屋を出て行った


世話が焼ける姉妹ね、本当に
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