蒼姫様は、守られません!!② ~完~
「なんで、お前が...ここにいんだよ」

「さあ、何でだろうね?その足りない頭で考えなよ」

「....黙ってれば調子乗りやがって!」

「さっきからママずっと喋ってるじゃん」




飛び掛るママに避けて蹴りを繰り出すお姉ちゃん

ママがお腹の横側を押さえてうずくまる




「お、まえっ!親にそんなことしていいと思ってるの!?」

「は?あんたが親?ふざけんのも大概にしなよ」

「ふざけてんのは...」

「雛乃のためだって嘘ついてあたしを捨てたのに?まだ、親だって言い張るの?

すごい神経してるのね、ある意味尊敬する」




くすり、と嘲笑と共にお姉ちゃんが言葉を放つ

正論過ぎてなにも言い返せないのかママは項垂れていた




「つかさ、あたしを追い出してまで手に入れたかった生活がこれ?真面目に?」

「だったらなんなんだよ」

「別に?あんたの頭ん中、お花畑なんだなって思っただけだけど?」



お、お姉ちゃん.....

強い.....
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