蒼姫様は、守られません!!② ~完~
☆★来那side★☆


のんが珍しく騒がしいなー、と思って見たら...

ウン...なんか、幸せそうだったーん

可愛いんだけどね♡

ちょっとねぇ、イラァってねー♪





「のんのん、帰るよーん」

「あー...ウチは残ってくねー」

「えぇー、.....分かったーん」




そう言って部屋を出ると、まぁたんがついてきた

お見送り行ってくる、と声を掛けているのが耳に届いた




「来那さん!」

「なぁに、まぁたん」



彼女は言いづらそうに視線をさ迷わせた

そして、口を開く



「....茉緒さん。」

「なに」

「僕には貴女が何を考えているかわかりません」

「貴方が私の考えを知る必要はない。

貴方は私を演じればいいの。

それ以外で無駄なことを考えないで。」



そう言い放って踵を返した


☆★茉緒(来那)side.end★☆
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