蒼姫様は、守られません!!② ~完~
そうして、自室へ移動する



「もしも....」

―愛桜様、助けてくださっ!ひぃっ!

「うるさいなぁ...耳元で叫ばないで。」

―い、いや、だって、麗夏様、

ホワイトライオン連れて帰ってきたんですよ!?



椿さんの言葉に頭を抱えた

いや、何してるの、お母さん...



猛獣買うのって許可いるでしょ?

ちゃんと許可取ったんだよね?



「お母さーん。

ちゃんと許可取ってきてから連れてきたー?」

―あったりまえじゃない!

ずっと飼ってみたかったのよ!

「だそうよ。

法律に引っ掛からないんだから、大丈夫でしょ」

―えっ、ちょ、愛桜様!?

「じゃ、またー」



容赦なく電話を切ってあげた

はぁ...

あんなに耳元で喚き散らされたから耳が痛い....
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