蒼姫様は、守られません!!② ~完~
☆★雛乃side★☆



「ただいまー」

「おかえり、雛乃」



リビングに入ったアタシを出迎えたのは、ソファに座る愛桜だった


...あれ?アタシもしかして愛桜の家来ちゃった?


きょろきょろと見回すアタシを見て愛桜がくすりと綺麗に微笑む





「あら、雛乃。おかえり、いつ帰ってきたの?」

「今さっきだけど...。」

「そう、良かった。愛桜ちゃん、雛乃の部屋上がってなさいな」

「じゃあ、お言葉に甘えて」




ソファから立ち上がると愛桜は颯爽と歩いて、アタシの前に立つ

そしてこてん、と首を傾げて「雛乃?」と聞いてくる


正直言っていいですかね...

可愛い




「雛乃ー、いつまでも愛桜ちゃん待たせないの!」
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