蒼姫様は、守られません!!② ~完~
視界が歪んで、涙が頬を伝うのを感じた
琉風さんは珍しく驚いた表情を浮かべて
そして、優しく目を細めた
「ふふっ、泣かないで。
可愛い可愛いあたし達の大切なもうひとりの妹」
あやすように頭を撫でながら柔らかい声音でそう言ってくれる
あぁ、もう、ほんと
ここも、【蒼月】も、愛桜のいるところはみんな温かい
「あれ?琉風ちゃん、雛乃泣かしたの?」
「琉風ちゃん、泣かせたらだめだよぉ」
「あー、ほんとだ!琉風ちゃん、何したの?」
「海、ちゃんと泣き止ませて来れば。な、夜」
「陸さんの言う通り、ここは男として泣き止ませてきてください。海さん」
「夜さぁ、後で相手してくんね?本気で殺るわ」
「やるの漢字がおかしいと思います!!!」
愛桜、紗彩ちゃん、美帆さん、陸さん、夜さん、海さん、が順に声を掛けてくる
声というべきか野次というべきか分からないけど
琉風さんは珍しく驚いた表情を浮かべて
そして、優しく目を細めた
「ふふっ、泣かないで。
可愛い可愛いあたし達の大切なもうひとりの妹」
あやすように頭を撫でながら柔らかい声音でそう言ってくれる
あぁ、もう、ほんと
ここも、【蒼月】も、愛桜のいるところはみんな温かい
「あれ?琉風ちゃん、雛乃泣かしたの?」
「琉風ちゃん、泣かせたらだめだよぉ」
「あー、ほんとだ!琉風ちゃん、何したの?」
「海、ちゃんと泣き止ませて来れば。な、夜」
「陸さんの言う通り、ここは男として泣き止ませてきてください。海さん」
「夜さぁ、後で相手してくんね?本気で殺るわ」
「やるの漢字がおかしいと思います!!!」
愛桜、紗彩ちゃん、美帆さん、陸さん、夜さん、海さん、が順に声を掛けてくる
声というべきか野次というべきか分からないけど