蒼姫様は、守られません!!② ~完~
「私は、私達は、貴方のことがとても大切で
...とても、心配。
大切だからこそ、
貴方が今のままだと幸せになれないんじゃないかって心配になる」
お願いだから、もっと頼って
一人で抱え込まないで
貴方が私達にくれた優しさを私達に返させて
「みぃちゃん...」
「断るにしても受けるにしても、これだけは知ってて。
私達は貴方への罪悪感からこんなことを提案してるんじゃないの。
私達にあるのは、貴方の両親の分まで
貴方に幸せになって欲しいということだけ」
立騎が顔を上げれば、
優しく目を細めたお父さんとお母さんが
立騎の決断を待っていた
「よろしく、お願いします...っ」
涙ながらの立騎の決断を聞いて、
お父さんとお母さんは表情を和らげ、
立騎の傍に寄って立騎を抱き締めた
ちょうどそこで帰ってきた羚くんに連れられた私もそこに混ざった
家族の温もりで、一筋だけ涙が流れた
...とても、心配。
大切だからこそ、
貴方が今のままだと幸せになれないんじゃないかって心配になる」
お願いだから、もっと頼って
一人で抱え込まないで
貴方が私達にくれた優しさを私達に返させて
「みぃちゃん...」
「断るにしても受けるにしても、これだけは知ってて。
私達は貴方への罪悪感からこんなことを提案してるんじゃないの。
私達にあるのは、貴方の両親の分まで
貴方に幸せになって欲しいということだけ」
立騎が顔を上げれば、
優しく目を細めたお父さんとお母さんが
立騎の決断を待っていた
「よろしく、お願いします...っ」
涙ながらの立騎の決断を聞いて、
お父さんとお母さんは表情を和らげ、
立騎の傍に寄って立騎を抱き締めた
ちょうどそこで帰ってきた羚くんに連れられた私もそこに混ざった
家族の温もりで、一筋だけ涙が流れた