蒼姫様は、守られません!!② ~完~
奏翔は私の落ち着く時間を設けるために

今、お風呂に入っている

私はその間に紙に言葉を綴る

書き終わったところで、奏翔が出てきた



「愛桜、もう大丈夫か?」

「うん、ごめんね」

「いいけど...今日どうするの?」

「泊めてもらってもいい...?」



奏翔が盛大なため息を吐いた

首を傾げれば、



「何もしない自信はないけど、それでもいいの?」

「うん、いいの」

「本気?」

「うん。お願い....抱いて?

私を奏翔のものにして」

「...分かった」



奏翔に押し倒されて、ゆっくりと唇が重なる

啄むようなキスに応えるので頭の中がいっぱいになって

不安なんてどこかにいってしまった



「愛桜、愛してる」

「私も、愛してる」



お願いだから、今はこのまま溺れさせて
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