蒼姫様は、守られません!!② ~完~
☆★雛乃said★☆


...嫌な予感がする

その時、琉風さんからのメッセが目に入った

数時間前だけど、もう寝てるかな

ちょっと、電話してみよう



--もしもし、雛乃?

「あ、すみません。起きてました?」

--まぁ...それで、どうしたの?

「あの、お願いなんですけど。愛桜の家に行きたいんです」

--愛桜の?

「はい、車出してもらえたり...」

--あぁ、いいわよ。じゃあ、今から行くわ

「すみません、お願いします」



愛桜の家ここからは遠いからなー

アタシバイク乗れないし

しばらく待って、琉風さんが来た



「じゃあ行きましょうか」

「お願いします」



愛桜の家に着く

インターホンを押しても、開く気配がない



「寝てるのかしら」



愛桜が気付かないわけがない

アタシは愛桜の家の扉に手を掛けて、引いた
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