蒼姫様は、守られません!!② ~完~
〈璃華〉から連絡を受けて、数分後――――



「着いた...」

「ここね..、こっそり入りましょう」



黒のフードを深く被り直す

紫の髪は縛ってフードの中にしまった



「...んだよ、こいつ」

「喘がねぇし、泣き叫ばねぇ。

撮り甲斐がねえ」



クズだ

多少の殺気を出して話し掛ける



「おい、お前ら、今すぐ失せろ」

「あ?お前ら誰だよ」



流石にこの殺気は大丈夫か

じゃあ、もっと出してみるのもいいな



「...もう1回だけ、忠告してやる

今すぐ失せろ」

「...っ!なんだよ、お前ら!

おい、やれ!」



それと同時に周りの男が走ってくる
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