蒼姫様は、守られません!!② ~完~
―――――そして、雛乃に肩を叩かれて止まる



「着いた?」

《あの、やっぱり帰りたくないです。

すみません、ここらへんで下ろしてください》

「雛乃、また襲われるよ?

別に帰りたくないなら言ってくれればいいのに」



そう言えば雛乃は驚いた顔をした

私は雛乃を家に連れていくことに決めた



「雛乃、うち来る?」

《えっ、でも迷惑じゃ...》

「一人暮らしだし大丈夫」

《じゃあ、お邪魔します...》

「はーい、じゃ、帰ろっか」
< 30 / 223 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop