蒼姫様は、守られません!!② ~完~
アタシは本当の"ユウくん"を探し続けた
そこで見つけたの
"自分"を見てほしいって叫ぶ"ユウくん"を
「ねぇ、ユウくん。
好きです...、付き合ってください」
この人なら"アタシ自身"を見てくれるかもしれない
そう思った
違う、そう思い込もうとした
だけど、"ユウくん"の目に映るアタシは
全部仮の、みんなが創り上げた"河口 雛乃"だった
ダメだって、思った
もう辛いって思った
そして、"ユウくん"と別れた
"ユウくん"と別れる直前にしていた話は
自分でも最低だと思う
でも、これ以上自分の居場所を失う訳にはいかなかった
家に帰ったら、お父さんに襲われるし
"ユウくん"もアタシを見てくれなかった
アタシがどれだけ必死に"ユウくん"を見ても
それに、女の子の友達はなくす訳にはいかなかった
大抵友達はみんな
親と喧嘩してて親うざいから帰りたくないって言えば
泊めてくれるから
そこで見つけたの
"自分"を見てほしいって叫ぶ"ユウくん"を
「ねぇ、ユウくん。
好きです...、付き合ってください」
この人なら"アタシ自身"を見てくれるかもしれない
そう思った
違う、そう思い込もうとした
だけど、"ユウくん"の目に映るアタシは
全部仮の、みんなが創り上げた"河口 雛乃"だった
ダメだって、思った
もう辛いって思った
そして、"ユウくん"と別れた
"ユウくん"と別れる直前にしていた話は
自分でも最低だと思う
でも、これ以上自分の居場所を失う訳にはいかなかった
家に帰ったら、お父さんに襲われるし
"ユウくん"もアタシを見てくれなかった
アタシがどれだけ必死に"ユウくん"を見ても
それに、女の子の友達はなくす訳にはいかなかった
大抵友達はみんな
親と喧嘩してて親うざいから帰りたくないって言えば
泊めてくれるから