蒼姫様は、守られません!!② ~完~
「居候て...」

「別にいいでしょ。

こんな広い家に1人なんてもったいないんだし」

「まあね。

あ、雛乃ちゃん。

うちの妹、食生活おかしいから

そこの面倒だけは頼めるかな?」

《分かりました》



璃咲も前それ言ってたけど...

そんなおかしい?

1日3食50品目っていうけど

みんなそんな食べれないでしょ

てか、お腹壊さない?



「よし、じゃあ、帰るかー」

「そもそもなんで来たわけ」

「愛しい妹の顔を見に」

「きもい、うざい、帰れ」

《まあまあ、愛桜

妹想いの良いお兄さんじゃん》

「だよねー?」

「え?誰が良いお兄さん?

雛乃、この人あげようか?」

《いや、いらないけど》

「雛乃ちゃん!?」



おお、なかなか辛辣だね、雛乃さん

即答だったね、返事

羚くん落ち込んじゃったよ

無視で全然いいんだけどさ
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