蒼姫様は、守られません!!② ~完~
《愛桜、本当に良かったの...?》

「いいってば。

みんなもいいって言ってるし、ね?」



みんなに聞けばしっかり頷いた

雛乃はそれを見てふっと口元を緩めて笑う



「ねぇ、ひぃちゃんーっ!」

《ひぃちゃん...?》




雛乃は私と同じような反応をした

うん、なるよね

すっごい、分かる



「俺たちさー、手話分かんないからーっ

この紙に書いてーっ」




渡された紙とペンをおずおずと受け取り雛乃は頷いた

それを見て、あはは、と思わず零れる

雛乃は楽しそうに立騎と話していた
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