蒼姫様は、守られません!!② ~完~
30分後―――――


「失礼しまーす」

「あ、辰紀!ありがとね」

「いえいえ」



気にしないで下さい、と辰紀は笑うけれど

机には豪勢な食事が並んでいて

いや、気にするでしょ...と心の中で呟いた



《美味しい...!》

「うっまーっ!」

「美味い」

「さすが、辰紀だな」

「ほんと。美味しい。」



みんなに褒められて辰紀は気恥ずかしそうに笑う

お礼をもう1度述べて下に降りていく辰紀を見送った


辰紀、貴方喧嘩やめて専門学校で

真面目に勉強した方がいいと思う

ていうか、普通にカフェ開けばいいと思う


まあ、言ったら謙遜されるだけだから言わないけど
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