蒼姫様は、守られません!!② ~完~
行ってきます!と叫んで家を出る

雛乃はゆったり手を振って笑う



あれ以来、優には会ってない



そのとき、待ち合わせ場所に璃咲を見て

優のことは頭の隅に置いた



「璃咲!待った!?」

「ふふー、愛桜ちゃんでも遅れるんだね」

「そりゃあ人間だもの。

じゃない、何かあった?」

「え?」

「璃咲、どう見ても無理してる」



璃咲はへらへらと笑っていた

その笑い方に私は違和感を覚えた


指摘するつもりはなかったけど、

違和感があまりにも大きくて言ってしまった
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