蒼姫様は、守られません!!② ~完~
「そう、ありがとう。立騎くん」

「いえ、用はそれだけですか?」

「いいえっ!違うわよ?

ねぇ、立騎くん

愛桜たちと一緒に
















修学旅行行きたくない!?」



思わず額を押さえた私

頭を抱えて部屋の角に座り込む椿さん

言われた言葉を理解出来ずにただただ瞠目する立騎

目をキラキラさせて、どう?どう?と連呼するお母さん


....何言ってるの?この人

てか...



「椿、あんた何してんの」

「ひぃっ、すみません。愛桜様」

「謝罪とか本気でいらないから

早くあの暴走してる人止めてよね」



あの、を強調しお母さんを指差す

椿さんはふるふると首を横に振った



「無理です」
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