隣のキミ。


はい。ざんねーん。違いまーす。

真緒くんじゃありません。

瀬戸輝です。

……っ!!

酷い!!

神様のバカバカー!!


「えっ!?七海ちゃん!?」


私はそのまま昇降口を飛び出した。

雨が降っている。

私、濡れてるけど、関係ない。

雨にこのどこにもぶつけようのない怒りを静めてもらおう。





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