キャンディ☆

すれ違う思い

私は圭さんと2人で家を出た。

そこにはやっぱり謎のストーカーさんが

立っていたが、とくに危害を

加えてくることはなく・・・


ただ、じーっと私達の姿を見ていた。

でも、それが逆に恐い。


それでも、私は彼とのお出かけが

うれしくて、そんなことはあんまり

気にしていなかった。


2人で彼の車に乗り込んで、発進した。


もぅ外は暗くなっていた。


車を走らせる横顔を私はこっそり

盗み見してはにやけていた。


だって運転中の彼はとってもかっこいいから。

たまに私の視線に気付いては


「ん?」

と少し顔をこちらに向ける。

私は慌てて顔をそむけるんだけ

でも、きっとばれてるよね・・・。


『あなたが大好きです』

いつも私はそう心の中で叫んでるんだ。


『いつかこの想いを伝えれる日は

 来るのかな・・・』


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