キャンディ☆
もぅ2年も目覚めない彼。

私は変わらず彼に恋してた。
眠る彼の姿を見ては、ドキドキしたり
そっと触れてみた彼の頬。

だって、私達は両想いだったんでしょ?

あの日、彼は消えそうな声で
でもはっきりと私に好きって言ってくれたよね。

だから、私は待つことができるんだよ。
あなたが目覚めた側に私がいたいって
思うから。

ねぇ、その日は来るのかな?



ロビンは、ずっと私の側にいてくれる。
初めは私をなぐさめてくれて
その内、私達は友情に似た感情で
結ばれたんだ。

だから、ロビンのことをさんをつけて
呼ばなくなった。

ロビンも私のことを、林檎と呼ぶように
なった。

すごく自然に。

それだけの時間が彼不在で流れたんだ。


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