キャンディ☆
「あら・・そう!」
全然、気なない返事を返された。

ロビンに助けを求めようと思ったら、
店のスタッフと話込んでる様子だった。

そして澪さんがいつになく
真面目な表情で

「ねぇ、ちょっと話せない?」

「ん?いいですよ」

「じゃぁ、こっちで」
そう言って社長室に招かれた。


「なんか飲む?」

「いいえ、今、食べてきたんで
 そこでお茶したから・・・」

彼女は自分から話そうと言ったわりには
話すことを躊躇してるようだった。


そしてゆっくり話しはじめた。

「もぅ2年ね・・・・・」

なにを言ってるのかは分かった。

「そうですね・・・早いですよね」

初めてここに連れてきてもらった日を
思い出しながらそう答えた。


「ねぇ、あなたはいつまで待つつもりなの」
それは意外な言葉だった。

まさか澪さんがそんなことを言うなんて。

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