キャンディ☆

ねぇ・・・

目を真っ赤にした私を見て

「なに?澪に泣かされた?」
そう言ってロビンは優しく私の
頬をつねった。

「泣いてないよぉ」
ぶーってふくれておどけて見せた。

「がははは・・・」
ロビンは笑って、つねった頬を
撫でてくれた。

こんなにしてくれてる・・
私を元気にしてくれる・・

ロビンの気持ちが痛いほどわかるんだ。

だけど、私はずるくて
離れてしまうことができない。

圭さんに繋いでもらった縁を切ることが
できない。

結局、私の頭の中には圭さんのことしか
ないんだ。

自分に甘くて・・
人に甘えて・・・

私はずるい人だと思います。

ごめんなさい、ロビン。
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