キャンディ☆
第3章

ドキドキ

思わぬ事故のおかげで?学校は

お休みしても良いとお母さんの

お許しが出た。


お母さんに付き添われて家まで帰った。

事故にあった自転車は、見るも無残な

姿になっていて

『明日からの

通学どうしよ・・・・・』


そんなことを考えながらも

心の中には彼の姿があった。


まるで、別世界に住んでる彼は

私の心の中でドンドン大きい存在に

なっていく。

そんな予感がした。


加害者と被害者、その関係は

すぐに別れを告げることを

私はわかってる。


だから、とても苦しかった。


彼は後日、謝罪に来ると言っていた。

それが終われば、もぅ会うことも

ない人。


なのに、私の心の中をかき乱す彼。

『また、会いたい。』


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