キャンディ☆
「なんだか仲良しになってるな・・・」
彼がそうつぶやいた。

それはきっと3年の月日の重さを
感じてしまったんじゃないかな?

不安になった。

ごめんなさい・・・あなたのいない
3年間を生きてしまって。

私はどうしても彼に謝りたかった。

「澪さん、ロビン。
 ちょっと2人で話したいんだ。

 いいかな?」

そう2人に言った。
澪さんはもちろんって言ってくれた。
ロビンは少し曇った表情をした。
でも澪さんに連れられて
渋々病室を出て行った。


「どうしたの?」
と圭さん。

「ごめんなさい、どうしても2人で
 話したくって・・・

 圭さん、疲れてないですか?」

「うん、大丈夫だよ」
そう言って笑った。
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