キャンディ☆

普通な自分

3時間ほど高速道路を走り続けて
着いた場所は、超がつくほどの
田舎。


そして1軒の民家の前で
車が止まった。


「到着!!!」


「へ?」


「ここ僕の実家」


さぁどうぞと家へと上げてもらった。


夜中の訪問にもかかわらず
ご両親は嫌な顔もせずに
歓迎してくれた。



「ロビンって、北田って言うんだね

 クックック」

私は笑わずにいれなかった。

「林檎には俺の名前教えてあげよっか?」

そう言って、高校生まで
過ごしたというロビンの部屋へと
入れてくれた。


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