キャンディ☆
第22章 kei side

淡い期待

林檎ちゃんはまた来ると言って

帰って行った。


きっと俺はひどい言葉で彼女を

傷つけた。

ずっと3年間・・1000日以上・・

毎日、通ってくれた彼女。


そんな彼女に来なくていいと言った。



俺は・・・

彼女を守る側でいたいんだ・・・

守られるような情けない自分には

なりたくないんだ・・


俺は小さい男で、そんなことを

気にして彼女の手を離したんだ・・・



ねぇ、今君は泣いてるのかい?

その側にはロビンがついていてくれるのかい?



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