キャンディ☆
「俺は嫉妬してたんだ・・・

 君とロビンがあまりにもお似合いで。

 バカだろ・・・小さい男だろ・・

 それでも、3年もの空白を埋める勇気が

 なくて君にあんなことを・・・

 ごめん・・・・ほんとにごめん」


彼女は首を横に振った。何度も。


「昨日、苺ちゃんに俺とロビンなんて

 目くそ鼻くそだって言われたよ」

「ぷっ・・・あの子ったら。

 失礼ですよね・・・」

そこでやっと彼女は笑った。


「いや・・俺は感謝してるよ。

 俺が嫉妬してやまなかったロビンと

 俺は大差ないってことだろ?

 すんごい、分かりやすい表現だよ。

 どっちが目くそで鼻くそなのかは

 気になったけどね」

「あはは・・今日、家帰ったら

 聞いときます」

彼女は微笑んだ。

とっても穏やかに・・・・。





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